1.概要
阿弥陀様は大宇宙の数えきれない仏の中の師匠・先生である。
お釈迦様は阿弥陀様の弟子にあたり、阿弥陀様の本願一つを説くために仏教を興された。
親鸞様は自分が創った教えは一切なく、お釈迦様の説かれた教えを、自らも信じ、それを皆様にお伝え教えている。と述べている。
阿弥陀様がお創りになった「弥陀の本願」をお釈迦様が説かれ、それを親鸞様が引き継いだ。
2.文証・概説
阿弥陀様はすべての諸仏の師匠・先生である。
お釈迦様は阿弥陀様の弟子・生徒である。
親鸞聖人が書かれた「正信偈」に次のように述べている。
「如来所以興出世(釈迦如来がこの世に現れた所以(目的)は
唯説弥陀本願海(ただ一つ、阿弥陀仏の本願を説かれるためである。阿弥陀仏の本願は海のように広く深い)」
親鸞聖人は次のように明言されている。
「更に親鸞珍らしき法をも弘めず、(親鸞の伝えていることは決して珍しい教えで)
如来の教法を、われも信じ、(はありません。お釈迦様の教えを深く信じ)
人にも教え聞かしむるばかりなり(皆様にお伝えしているだけです)」
また、蓮如上人の御文章では次のように述べている。
「ここに弥陀如来と申すは(阿弥陀如来は大宇宙の数えきれない)
三世十法の諸仏の本師本仏なり(仏の中の師匠・先生である)」
3.補足説明
お釈迦様は35歳で仏の悟りを開き釈迦如来となる。80歳で亡くなるまで教えを説かれた。説かれた教えを仏教といい、釈迦一代で書きとどめたものを「一切経」と呼び、7000余巻におよぶ。「お経」と呼ぶのはお釈迦様の説かれたもののみを言う。
正信偈はお経とは言わない。正信偈を唱えることを読経と言わず、正信偈のおつとめ(勤行)と言う。
親鸞様はお釈迦様が創られた釈迦一代の教え「一切経」を5回以上読破されたといわれ、阿弥陀様の本願を熟知した。
正信偈は親鸞聖人の教えのすべてが簡潔・凝縮されている偈(詩)である。
七文字120行480文字で書かれている。












