昨年(2020年)より、家庭菜園の延長で、いすみ市産の綿花(オーガニックコットン)の栽培を始めました。
数年前にいすみ市に移住してきた福島出身のMさんが市内に畑を借りて綿花栽培をしているのを見て、自分も興味を持ったのがきっかけです。
Mさんは、東日本大震災後、地元で被災者支援の仕事をしていた時に、農作物の風評被害や津波による畑の塩害対策として始まったオーガニックコットン関連のプロジェクトを手伝っているうちに栽培方法を覚えたのだそうです。のちに、仕事の関係でいすみに移住してきた際、いすみの内陸部に豊富にあった休耕田を見てふと思い立ち、こちらでも綿花栽培を始めてみたとのことです。
同郷出身というせっかくのご縁もあり、私も種を譲り受けて綿花栽培を始めてみたら、食べられる野菜作りとはまた違った意味での面白さも発見することができました。オクラに似た綿の花も、なかなか可憐で美しいです。
あまり見かけない植物だからでしょうか、近所の方が「何を作っているのですか?」と畑に見に来たりして、良い交流のひとつにもなっています。
何より、夏の終わる頃に綿の実が次々と弾けて白い綿をつけてくれると、言い知れぬ感動があります。
余談ですが、インド独立の父「マハトマ・ガンジー」氏は生前、綿を糸にするための小さな駒の形の綿繰り機を持ち歩き、糸を紡ぎながら、人々に教えを説いてまわっていたそうで、そこにはインド国内での綿花生産に対する彼の思想的、政治的な思いが含まれていたようです。
昔は日本各地の畑で身近に綿花が栽培されていたようですが、現在の綿花生産の日本国内自給率はほぼ0%に近く、ほとんどを輸入に頼っている状況だそうです。私はほんの少し綿花に携わっているだけで、何も言える立場ではありませんが、綿花生産の地産地消の流れが少しずつでも広がっていけば…と陰ながら応援の気持ちでおります。
今年は綿花栽培2年目ということで、手順も少しづつわかってきて、自分なりに創意工夫しながら楽しんで作業しています。
さらに、通っている農業講座で綿花栽培の指南も受けまして、あらたに品種を6~7種類ほどまで増やし、春先から栽培を始めている次第です。
以下に書き記す内容は、皆さまの興味関心をそそる内容ではないと思いますが、自分のための農作業覚え書きとして僭越ながら記録しておきたいと思います。
※参考程度に読み流していただいて結構です。

<綿花栽培について、今年作業したこと>
~土壌整備から植え付けまで~
・土壌整備
苦土石灰と鶏ふんをまき、耕運機をかける。(2021/3/19実施)
連作を避けるため、昨年と違う畑にする。
・畝作り
畝作りのため耕運機をかける。(2021/4/9実施)
耕運機をかけた後に畝作りをする。(2021/4/12、13実施)
8畝作る。畝の長さ:約8m。畝の間隔:1.1m(長いひもを使ってレイアウトを決める)
各畝の中心部に1~2cmくらいの溝を作り、溝に間隔をあけて種を蒔く。

・種の植え付け(2021/4/15実施)
昨年より10日ほど早く実施した(通常の種蒔き時期は4月初めから5月終わりくらい)。
植え付け前日、ジッパーに種と水を入れ一日浸す。(2021/4/14実施)
種の種類 5種類。メインは和種。サブは洋種。
(白綿で繊維の長さが違う。和は約2.2cm、洋は約2.8cm)
新規分:緑種(緑色の綿)、茶種(茶色の綿)、コットンツリー種?(主に観賞用)
植え付け(1):直播き(じかまき)
直播き:一畝目:緑タネ(種数が少ないため約40cmごとに1粒づつ蒔く)
二畝目:茶タネ(種数が少ないため約40cmごとに1粒づつ蒔く)
三畝目:コットンツリーのタネ(種数が少ないため約40cmごとに1粒づつ蒔く)
四畝目~六畝目:和タネ
(種数が多いため10cm~20cmごとに2粒づつ蒔く)
七畝目、八畝目:洋タネ
(種数が多いため10cm~20cmごとにに2粒づつ蒔く)
有機肥料(8-8-8):を種の間やまわりにひとつまみ程度をまく。
蒔き終わったら軽く土で覆う。
植え終わったら水をまき、畝への植え付けの一連の作業終了
植え付け(2):ポット蒔きとばら蒔き:(畝に植えたものが欠けた場合や未成育分の補充用とする)
(予備タネのポット植えと余りタネを他の畑にばらまく)
予備タネのポット植え:和タネ、洋タネを24ポット(2粒づつ)に植える
観賞用のコットンツリーのタネを24ポット(2粒づつ)に植える
和タネと洋タネがまだ余ったので他の畑にばらまき植える
植え付け(3):畝に直播きで植え付けたところで、発芽しなかったところや根切り虫にやられたところに補充用の苗(ポット植えの)を植えた。(2021/5/24)
土壌整備から畑への苗の定植までについての感想と反省
畝への直播き時期について:4月上旬からが良いと思うも、場所によっては10度を切るような温度では発芽が難しくなるように思うので、変動しても10度以上が維持されると良い。
(早めに蒔く場合はトンネルで覆い、温度の低下を防ぐと良い)
ポット栽培は培養土を使い、やはり、温度を気にしてやる。寒さは厳禁。寒さ除けにビニールを被せたりすると良い。(畑の直播きより、発芽・生育が良い)
ここ、いすみ市では4月中旬から5月中旬が良いようだ。
水やりは適宜やる。

<今後の作業計画>
枝への支柱建て。
苗が成長して枝が構成されていくと、風の抵抗が大きくなり、強い風に耐え切れず、倒れてしまう。
それをサポートするために長めの支柱を個々に立てなくてはならない。
水やり・雑草取り・追肥
状況をみて、畝わきの雑草取りと追肥をする。(追肥はそんなに必要ないと言われているが有機肥料を一回くらいやる予定)、水やりも適宜。
以上
最後までお読みいただきありがとうございました。
南無阿弥陀仏
照徳じぃ


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