じぃの覚え書き

11. 三願(十八願・十九願・二十願)の概要

1.概要

ここでは三願について概略する。以降、それぞれについて詳述する。

三願は十方じっぽう衆生しゅじょう(私たちすべての人間)がこれらを実践することにより、阿弥陀様に救っていただけるというもの。親鸞聖人はこれによって絶対の幸福で救われたと。

 

2.文証・概説

しかるに、願海がんかいきて、しんありあり、―乃至ないし― すでもって、真仮しんけみなれ大悲の願海にしゅうほうせり」(「教行信証」)

弥陀の本願には「真実の願(真)」である十八願と「方便の願(仮)」である十九願、二十願がある。阿弥陀仏の衆生済度の大慈悲心が現れたものであり、十八・十九・二十の三つの願は関係性がある。ここでいう方便は世間で使われる「ウソも方便」という意味ではなく、目的を果たすための不可欠な手段という意味である。

大悲の願船(阿弥陀仏の十八願)に乗るまでは、阿弥陀仏の願船に乗せる方便(方法・教え)の十九願と二十願が不可欠である。

 

3.補足説明

弥陀の本願には「真実の願」(しん)と「方便の願」()があり、これはすべての人を救いる弥陀の大慈悲心から、建てられた本願であると、親鸞聖人は断言している。

親鸞聖人は阿弥陀仏の十九願・二十願の方便(導き)を実践して、十八願の真実に転入することができ、弥陀の真実の救いにったと。

転入とは:一念(極々短い時間)で救われることをいう。

弥陀の真実の救いに「う」とは:過去から未来にわたって、一度しかないことに会うこと。弥陀の救いのあったことだけを言う。

 

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