1.概要
ここでは三願について概略する。以降、それぞれについて詳述する。
三願は十方衆生(私たちすべての人間)がこれらを実践することにより、阿弥陀様に救っていただけるというもの。親鸞聖人はこれによって絶対の幸福で救われたと。
2.文証・概説
「然るに、願海に就きて、真あり仮あり、―乃至― 既に以て、真仮みな是れ大悲の願海に酬報せり」(「教行信証」)
弥陀の本願には「真実の願(真)」である十八願と「方便の願(仮)」である十九願、二十願がある。阿弥陀仏の衆生済度の大慈悲心が現れたものであり、十八・十九・二十の三つの願は関係性がある。ここでいう方便は世間で使われる「ウソも方便」という意味ではなく、目的を果たすための不可欠な手段という意味である。
大悲の願船(阿弥陀仏の十八願)に乗るまでは、阿弥陀仏の願船に乗せる方便(方法・教え)の十九願と二十願が不可欠である。
3.補足説明
弥陀の本願には「真実の願」(信)と「方便の願」(仮)があり、これはすべての人を救い摂る弥陀の大慈悲心から、建てられた本願であると、親鸞聖人は断言している。
親鸞聖人は阿弥陀仏の十九願・二十願の方便(導き)を実践して、十八願の真実に転入することができ、弥陀の真実の救いに値ったと。
転入とは:一念(極々短い時間)で救われることをいう。
弥陀の真実の救いに「値う」とは:過去から未来にわたって、一度しかないことに会うこと。弥陀の救いのあったことだけを言う。






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