じぃの覚え書き

13. 三つの本願のうちの「十八願」について

1.概要

十八願は「真実の願」といわれ、ここに至れば、阿弥陀様の絶対の幸福に救われる。

ここに至る過程に十九願と二十願がある。と親鸞聖人は見抜かれた。

2.文証・概説

十八願は阿弥陀仏のどういう約束なのか。

設我得仏せつがとくぶつ 十方じっぽう衆生しゅじょう 至心ししん信楽しんぎょう 欲生我国よくしょうがこく

乃至十念ないしじゅうねん 若不生者にゃくふしょうじゃ 不取正覚ふしゅしょうがく  唯除五ゆいじょごぎゃく 誹謗ひぼう正法しょうぼう

「たとい、われ仏を得たらんに、十方の衆生、至心に信楽しんぎょうして、我が国にうまれんとおもうて、乃至十念せん。もし、うまれずば、正覚しょうがくをとらじ。ただ、五逆と正法を誹謗せんことを除く。」

 

(私が仏になるとき、あらゆる人たちが、私の至心をよりどころに、往生まちがいないという思いから、ただ念仏を申す身となるように育てます。

それでも、私の国に生れることができないようなら、私はさとりを開きません。

ただし、五逆の罪を犯したり、仏の正しい教えを謗ったりする人だけは除きます。)

 

3.補足説明

親鸞聖人は弥陀の十八願を「和讃」で次のように解釈している。

至心ししん信楽しんぎょう欲生よくしょうと 十方諸有じっぽうしょうすすめてぞ

不思議ふしぎ誓願せいがんあらわして 真実報土しんじつほうどいんとする」

(どんな人も、私の与える信楽の信心で救う)

信楽の信心:「絶対の幸福」で「相対の幸福」でないことを意味している。

(信楽については別途詳述)

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