じぃの覚え書き

17. 阿弥陀様とお釈迦様、そして親鸞様

1.概要

阿弥陀様は大宇宙の数えきれない仏の中の師匠・先生である。
お釈迦様は阿弥陀様の弟子にあたり、阿弥陀様の本願一つを説くために仏教を興された。
親鸞様は自分が創った教えは一切なく、お釈迦様の説かれた教えを、自らも信じ、それを皆様にお伝え教えている。と述べている。
阿弥陀様がお創りになった「弥陀の本願」をお釈迦様が説かれ、それを親鸞様が引き継いだ。

 

2.文証・概説

阿弥陀様はすべての諸仏の師匠・先生である。
お釈迦様は阿弥陀様の弟子・生徒である。
親鸞聖人が書かれた「正信偈」に次のように述べている。

如来にょらい所以しょい興出世こうしゅっせ(釈迦如来がこの世に現れた所以ゆえん(目的)は
唯説ゆいせつ弥陀みだ本願ほんがんかい(ただ一つ、阿弥陀仏の本願をかれるためである。阿弥陀仏の本願は海のように広く深い)」

親鸞聖人は次のように明言されている。

さらに親鸞めずらしきほうをもひろめず、(親鸞の伝えていることは決して珍しい教えで)
如来の教法きょうぼうを、われも信じ、(はありません。お釈迦様の教えを深く信じ)
人にも教え聞かしむるばかりなり(皆様にお伝えしているだけです)」

また、蓮如上人の御文章では次のように述べている。

「ここに弥陀如来と申すは(阿弥陀如来は大宇宙の数えきれない)
三世さんぜ十法じゅっぽう諸仏しょぶつ本師本仏ほんしほんぶつなり(仏の中の師匠・先生である)」

 

3.補足説明

お釈迦様は35歳で仏の悟りを開き釈迦如来となる。80歳で亡くなるまで教えを説かれた。説かれた教えを仏教といい、釈迦一代で書きとどめたものを「一切経」と呼び、7000余巻におよぶ。「お経」と呼ぶのはお釈迦様の説かれたもののみを言う。

正信偈しょうしんげはお経とは言わない。正信偈を唱えることを読経どきょうと言わず、正信偈のおつとめ(勤行ごんぎょう)と言う。
親鸞様はお釈迦様が創られた釈迦一代の教え「一切経」を5回以上読破されたといわれ、阿弥陀様の本願を熟知した。
正信偈は親鸞聖人の教えのすべてが簡潔・凝縮されているうた)である。

七文字120行480文字で書かれている。

 

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